【痴女日記続編】会議室の妄想が現実に…トイレで3本指オナニー

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2025年10月21日 濁流のち、決壊

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会議が終わった。

「では、本件、前向きに進めさせていただきます」

形式的な挨拶が飛び交う中、私は完璧な微笑みを顔に貼り付け、優雅に立ち上がる。けれど、その優雅さとは裏腹に、スカートの下は悲惨なことになっていた。

幻想が残した熱と、現実の蜜。それが混じり合い、ストッキングを伝って、じっとりとした不快な感触を生み出している。一刻も早く、この場から逃げ出さなければ。

「お先に失礼いたします」

誰にも悟られぬよう、冷静な声でそう告げ、私は足早に会議室を後にした。

目指すは、役員フロアの奥にある、使用頻度の低いパウダールーム。ハイヒールの音だけが、静まり返った廊下にやけに大きく響く。一歩進むたびに、太ももの内側でぬるり、と蜜が擦れる感覚。ああ、もう我慢できない。あの男たちの視線が、声が、まだ私の体にまとわりついて離れない。

カシャリ、と重いドアの内鍵をかけた瞬間、私は「神崎美月」の仮面を剥ぎ捨てた。

鏡に映る自分の姿。少し潤んだ瞳、紅潮した頬。なんて淫らな顔をしているのかしら。

私は、まるで誰かに命令されるかのように、先ほどの幻想をなぞり始めた。ビリ、と音を立てて、すでにボタンが緩んでいたブラウスを、今度は自分の手で引き裂くように開け放つ。ノーブラの胸が、冷たい空気に晒されて、きゅっと硬く尖った。

そうだ。あの男たちは、こうやって私を辱めた。

スカートを腰までたくし上げ、ガーターベルトの金具を外し、ストッキングを片足だけ下ろす。そして、あの会議室のテーブルの上でさせられたように、便座に腰掛け、大きく、恥ずかしいくらいに脚を開いた。

そこは、もう洪水の後だった。幻想だけで、こんなになるなんて。私はなんてスケベな女なのかしら。

でも、足りない。まだ、全然足りない。

あの幻想の中で感じた、内側をこじ開けられるような、あの絶対的な侵食。あれを、現実で確かめたい。

私は覚悟を決め、濡れそぼった花弁に指を伸ばした。

一本、そして二本…。ぬるぬると滑るそこは、何の抵抗もなく指を受け入れる。けれど、まだ違う。あの満たされる感覚には、ほど遠い。

もっと、もっと奥まで、あの男たちにされたように…。

三本目の指を、意を決して押し込む。

「…あっ…ぅ…ん…っ!」

思わず、甘い声が漏れた。狭い入り口が無理やりこじ開けられ、内壁が四方八方に押し広げられる感覚。これよ。これだわ。あの時、感じたのは。

指をゆっくりと動かす。中でぐちゅ、ぐちゅ、と粘りのある音が立つ。さっきの幻想で溜め込んだ蜜を、自分の指で掻き出している。なんて破廉恥な光景かしら。指を抜き差しするたびに、白い蜜が指の隙間から溢れ、私の手首を伝い、太ももを濡らしていく。

「ん…っ…ふ…ぁ…っ…!」

もう、これは私の指ではない。あの会議室にいた、私をいやらしい目で見ていた男たちの、熱く硬い欲望そのものだ。私の内壁が、きゅう、と締め付けては、それをさらに奥へと引きずり込もうとする。子宮の入り口に指先が触れるたび、脳が痺れるような快感が背筋を駆け上がった。

「見て…こんなに…濡れて…っ」

誰に言うでもなく、喘ぎながら呟く。鏡の中の、乱れた痴女に向かって。

ああ、もうだめ。くる。

幻想の男たちの声が、耳元で響く。「いいぞ、その顔だ」「もっといやらしい声を聞かせろ」。

その声に導かれるように、私の腰が大きく弧を描いた。

「あああああーーーーッ!!!」

指が、幻想の男たちの猛りが、私のすべてを貫いた。

思考が真っ白に染まり、熱い奔流が堰を切ったように溢れ出す。ビクン、ビクンと全身が痙攣し、口からは意味をなさない甘い鳴き声が途切れ途切れに漏れ続けた。

どれくらいの時間、そうしていたのかしら。

気づけば、私は便座の上でぐったりとしながら、浅い息を繰り返していた。手も、太ももも、床にまで飛び散った白い蜜で、めちゃくちゃに汚れている。

これが、私の正体。

知的で冷静なコンサルタントなどではない。ただ、欲望のままに自分の体を慰める、淫乱な痴女。

私は、トイレットペーパーを大量に引き出し、後始末を始めた。乱れた衣服を整え、口紅を引き直す。鏡の中には、いつもの涼しい顔をした「神崎美月」がいた。

ただ一つ、ブラウスの胸元が不自然に開いていることを除いては。

パウダールームを出て、何事もなかったかのように自分のデスクへと戻る。

私の本当の顔は、一体どちらなのかしら。

今はもう、自分でも分からなくなってしまった。

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この記事を書いた人

はじめまして、美月です。昼間は丸の内で働くコンサルタント。夜は、誰にも言えない秘密のレビューを、この場所だけで綴っています。あなたと、特別な時間を共有できたら嬉しいな。

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