【今夜のおかず日記】篠田ゆうの「唾液」に溺れて…痴女になった私の指が、蜜の奥で子宮を掻き乱した夜。

平日の深夜。時計の針がとっくに今日と昨日の境界線を越えた頃。

間接照明だけが灯る、静まり返った寝室で、私は一人、PCの画面が放つ青白い光を浴びていた。

日中は、プロジェクトリーダーとして何人もの部下をまとめ、一分の隙も見せない「神崎美月」を演じきっている。ハイヒールでオフィスを闊歩し、澱みなくプレゼンをこなす私。けれど、この重厚なドアを閉ざし、高価なスーツを脱ぎ捨てた瞬間から、私はただの「女」になる。

張り詰めていた神経を、誰にも知られず解きほぐす、私だけの儀式。高層階の窓の外には、まるで零した宝石のような都会の夜景が広がっているけれど、今の私の心を焦がすのは、この小さな光る箱の中に渦巻く、人間の欲望だけ。

「今夜は、どんな背徳に身を委ねようか…」

いつものように、私は自分を日常から解き放ってくれる「おかず」を探していた。マウスを握る指が、無数のサムネイルの上を滑っていく。その指が、ふと、ある作品の前で吸い寄せられるように止まった。

『唾液で溺れさせる甘く危険な接吻痴女SEX』

そして、その下に映し出される、蠱惑的な微笑みを浮かべた「篠田ゆう」という女性の名前。

……唾液?

なんて、はしたない響き。知的であるべき私の辞書には、本来存在しないはずの単語。でも、その直接的で、少し汚れた響きを持つ言葉と、彼女の潤んだ瞳に、私の心臓は一瞬で鷲掴みにされてしまった。見てはいけない。でも、知りたい。その矛盾した感情が、私の指先に再生ボタンを押させた。

それが、私の理性を崩壊させる、長い夜の始まりだった。

画面に映し出された彼女は、ただ美しいだけの人形ではなかった。そのしなやかな身体の動き、男性を見つめる挑発的な視線、そして、吐息まじりに紡がれる甘い声。すべてが計算され尽くした、完璧な「痴女」の芸術だった。

「私の唾液が欲しいんでしょう…?お腹一杯になるまで飲ませてアゲル…。」

そのセリフを聞いた瞬間、私の喉がきゅっと締め付けられるように渇き、反対に、舌の付け根からは、じゅわ…と新たな泉が湧き出すのを感じた。まるで、彼女の言葉が、私の身体に直接命令を下す呪文のように。

無意識に、私は自分が着ていたシルクのネグリジェの胸元を、そっと指でなぞっていた。薄く滑らかな生地が、肌の上を優雅に滑る。その感触とは裏腹に、生地の下では、私の乳首が硬く尖って、その存在を主張している。日中の私なら決して認めない、身体の、あまりにも正直な反応。

画面の中の彼女は、男性の唇をゆっくりと、獲物を味わうように、ねっとりとしたキスで塞いでいく。舌と舌が絡み合い、二人の唇の間に、きらりと光る銀色の糸が結ばれる。その官能的な光景から、もう目が離せない。

ああ、だめ…もう、見ていられない…。でも、目を逸らせない。

私の指は、まるで自分の意志を持っているかのように、ネグリジェの胸元にある小さな真珠のボタンに触れていた。ひとつ、またひとつと外していくたびに、レースのブラジャーに縁どられた、白い肌の谷間が露わになっていく。

心臓が、早鐘のように高鳴り、その音が耳の奥で響いている。

まずは、ブラジャーの上から。その柔らかな膨らみを、手のひらで包み込むように、ゆっくりと揉んでみる。「…んっ…」。思わず、自分の唇から小さな吐息が漏れた。

でも、こんな布越しの感触じゃ、もう、足りない。もっと、彼女みたいに、直接的に感じたい。

私は、指先をブラジャーのカップの縁から、そっと滑り込ませた。むわりとした熱気が、私の指を歓迎する。そして、ついに指が、硬く尖った先端に触れた。ぞくり、と背筋を駆け上がった快感に、私の身体はビクンと小さく震えた。

くるり、くるりと、指の腹で優しく転がしてあげる。それだけで、私の腰がもぞもぞと動き出し、下腹部の奥が、きゅうんと甘く疼いた。

画面の中の彼女は、今度は男性の胸に顔をうずめ、その濡れた舌で、彼の乳首を舐め上げている。なんて、なんてエロティックな光景なの。

真似、したくなったの。あなたになら、白状できるわ。

私は、自分の指先に、口元から溢れそうになっていた唾液をたっぷりとつけた。そして、それを自分の乳首へと、ゆっくりと運んでいく。ひんやりとした液体が、熱を帯びた先端に触れた瞬間、「…ぁっ…んぅ…っ!」と、自分でも驚くほど甘い声が、静まり返った部屋に響き渡った。

冷たいのに、熱い。

自分の唾勝ちなのに、まるで誰かに与えられた蜜のような錯覚。

指先で、唾液と乳首を混ぜ合わせるように、くちゅ、くちゅ、とわざとらしく音を立ててこねてみる。もう、理性なんていう邪魔なものは、どこか遠くへ消えてしまいそうだった。

私がなぜ、自分の唾液で、自分の身体を濡らすなんていう、はしたない真似を始めてしまったのか、知りたくない…?

この画面の中の彼女を見れば、あなたにもきっと、その理由が分かるはず。私の知的な仮面を剥がし、理性をぐちゃぐちゃに狂わせてしまった、この甘く危険な「証拠」を、あなただけにこっそり見せてあげるわ…。

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もう、私の指は止まらなかった。

乳首への愛撫を続けながら、もう片方の手は、ゆっくりとネグリジェの裾をたくし上げ、私の最も柔らかな、秘密の花園へと向かっていた。

レースのパンティーは、すでにじっとりと湿り、その色を濃く変えていた。指でそっと触れると、布地が肌に張り付くような、生々しい感触。甘く、少しむせ返るような花の香りが、ふわりと立ち上り、私の鼻腔をくすぐる。

パンティーのクロッチ部分を、指でゆっくりと横にずらす。その瞬間、堰を切ったように、キラキラと光る愛の雫が溢れ出した。私はその雫を指ですくい取り、硬く膨らんだ一粒の蕾…クリトリスへと運んでいく。

「…ひぅっ…ぁ…!」

さっき乳首を濡らした唾液と、今溢れ出した蜜。その二つが混じり合った私の指先が、私のいちばん敏感な場所を、優しく、でも執拗にこすり上げていく。

画面の中の彼女は、男性に跨り、ゆっくりと腰を揺らし始めた。その妖艶な動きと、私の指の動きが、いつしか完全にシンクロしていく。ああ、もうだめ、もっと奥が欲しい…。

私は、濡れそぼった入り口に、人差し指の先端をそっとあてがった。ひだの間を押し広げると、中から生温かい吐息が漏れ出てくるようだった。そこから、ゆっくりと、本当にゆっくりと、指を一本、沈めていった。

ぬるり、とした抵抗のない滑らかな感触。そして、私の指が中に入るのを待っていたかのように、きゅう、と内壁が締め付けてくる。まるで、それ自体が意思を持った生き物みたいに。

指を半分ほど入れたところで、一度動きを止める。そして、壁の感触を確かめるように、指をくねらせてみた。ざらりとした部分、滑らかな部分、そして、指の動きに合わせてうねり、まとわりついてくる柔らかな肉の襞。その一つ一つが、私の脳に直接的な快感を送ってくる。

「…んくっ…ふぅ…ぁ…」。息がどんどん荒くなって、もう呼吸の仕方も忘れてしまいそう。

これだけじゃ足りない。もっと深く、もっと激しく掻き乱してほしい。

私は、一本目の指に沿わせるように、中指をそっと入り口にあてがった。狭い道をこじ開けるように、ぐ、と力を込める。圧迫される苦しさと、それが快感に変わっていく、倒錯的な感覚。二本目の指が完全に中に収まった時、私の膣は、これまで感じたことのないほどの充実感で満たされた。

二本の指で、中の壁を押し広げるように動かす。そして、少し浅い部分にある、ざらりとした壁…ここが、私のスイッチ。そこを指の腹でぐりぐりと擦り上げると、お腹の奥から、尿意にも似た甘い疼きが突き上げてくる。

「あっ、ぁ、そこ…っ、だめぇ…!」

でも、私の探求はまだ終わらない。

さらに指を、奥へ、奥へと進めていく。すると、指の先端が、少し硬くて、でもつるりとした滑らかな突起に突き当たった。子宮の入り口…ポルチオ。私の身体の、いちばん奥にある聖域。

そこに触れてしまった背徳感で、全身の鳥肌が立った。

私は、その周りを、指先でくるりとなぞってみた。その瞬間、子宮が直接揺さぶられるような、脳天まで突き抜ける鋭い快感が、私を襲った。「ひっ…!」、喘ぎ声にならない悲鳴が、喉の奥から迸る。

指で、その入り口を軽く、コン、コン、とノックするように突いてみる。

その度に、ビクンッ!と私の腰が大きく跳ねた。

画面の中では、クライマックスが訪れていた。男性が、真っ白な飛沫を、彼女の美しい顔に放ったのだ。その背徳的で、絶対的な光景が、私の最後の理性の糸を、ぷつりと、完全に断ち切った。

「…ああぁぁっ…!!」

私は、Gスポットを擦り上げる動きと、奥の子宮口を突く動きを、狂ったように繰り返した。もう、自分が何をしているのか分からない。ただ、この快感の嵐から逃れたい、でももっと欲しい、という矛盾した衝動に突き動かされるだけ。

「…いっ…く…ぅ、いっちゃうぅぅううう!!!」

ビクンッ、ビクンッ!

最初に、小さな痙攣の波が訪れ、そして、それに続くように、全身の骨が砕けてしまうのではないかと思うほどの、強烈で大きな波が、私を飲み込んだ。奥から、熱い奔流が何度も、何度も溢れ出し、私の指を、太ももを、そして上質なシーツを、ぐっしょりと汚していく。

「はぁ…っ、はぁ…っ…はぁ…っ…」

どれくらい、そうしていただろう。

痙攣の余韻で微かに震える身体を起こし、ぐったりと画面に目をやると、そこには、すべてを終えて満足げに微笑む、篠田ゆうがいた。

私を…私の中に眠っていた「痴女」を呼び覚まし、こんなにもぐちゃぐちゃにしてしまったのは、紛れもなく、この人なんだわ…。

今夜のことは、あなたと私だけの秘密。

身体に残る火照りと、指先に残る私の匂いを確かめながら、私はシーツの海に沈み込んだ。

でも、ねぇ…。

次は…この熱を、この匂いを、隣で感じてほしくなってしまったら、一体どうしましょう…?

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この記事を書いた人

はじめまして、美月です。昼間は丸の内で働くコンサルタント。夜は、誰にも言えない秘密のレビューを、この場所だけで綴っています。あなたと、特別な時間を共有できたら嬉しいな。

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