【神崎美月の痴女日記】命令されるまま、深夜の公園でスカートを下ろした私

10月14日 火曜日 曇り

目次

すべては、命令から始まった

Logarithmic Scale

対数スケール。私たちの世界では、あまりに桁が違いすぎる事象を同じグラフ上にプロットするために用いる分析手法。例えば、社員数名のスタートアップと、世界に冠たる巨大テック企業の売上を比較する、なんて時にね。桁違いの存在を、無理やり同じ平面に押し込めるための、知性の発明。

今日の私は、まさにその対数スケールのグラフの上を歩いているようだったわ。

午前9時、シンガポール支社とのビデオカンファレンス。画面の向こうにいる、百戦錬磨のシニア・パートナーたちを前に、私は一分の隙も見せなかった。完璧に磨き上げた英語で、Q4の事業戦略におけるパラダイムシフトの必要性を説く。ロジックツリーは寸分の狂いもなく、提示した全てのデータは、私の仮説を疑いようのないファクトとして裏付けていた。

「Excellent work, Mizuki. As always.」

最高位のパートナーからのその一言で、張り詰めていた空気が緩む。私は静かに微笑み、小さく会釈するだけ。けれど、その完璧な仮面の下で、私の魂は軋みを上げていた。そうだわ、これが私の「ONの顔」。神崎美月という、年収数千万を稼ぎ出す戦略コンサルタント。ハーバードのMBAをその脳にインストールし、どんな難解なプロジェクトでも必ず「正解」を導き出す、ハイスペックなマシーン。

けれど、マシーンだってオーバーヒートはするのよ。極度の緊張とプレッシャーは、私の内側に澱のように溜まっていく。そして、それは夜になると、昼間の知性では到底コントロールできない、どす黒く甘い熱へと変質する。

退勤したのは22時過ぎ。常であればハイヤーを呼ぶところだけれど、今夜はなぜか、歩きたかった。オフィスのある高層ビルのエントランスを出て、冷たい夜風が頬を撫でる。その瞬間、ポケットに入れていたスマートフォンのバイブが、短く震えた。

ディスプレイに表示された名前に、私の心臓が、きゅう、と甘く締め付けられる。

『タカシ』

それは、一月ほど前にマッチングアプリで出会った男の名前。顔も、職業も、何もかもが平凡。けれど、彼だけが、私の心の最も深い場所に隠された鍵穴を見つけ出し、いとも容易くその扉を開けてしまった。

『今、どこ?』

短いメッセージ。私は律儀に、今しがたオフィスを出たことを伝える。すぐに返信が来た。

『いいね。これから、僕の言う通りにできる?』

できる? できない? そんな選択肢は、初めから存在しないのと同じだった。この男の前では、私はハーバード卒のコンサルタントじゃない。ただ、命令を待つだけの、Mな牝犬でしかないのだから。

『はい』

たった二文字を打ち込む指が、興奮で震えているのが自分でもわかった。

『会社の近くに公園があるだろう。今からそこへ行け。そして、僕が言うまでそこで待て』

ああ、なんてこと。私の思考とは裏腹に、足はもう公園の方角へと向かっていた。オフィスから徒歩5分ほどの、夜は人通りの絶える小さな公園。昼間は子どもの声が響くその場所が、今夜、私のための背徳のステージになる。

公園の入り口に立ち、闇の奥を覗き込む。誘われている。理性では抗えない、甘美な破滅へと。

「優秀なマシーン」の悲鳴:その口で「命令」を請う私

A. 客観の視座(もう一人の神崎の声)

見なさい、神崎美月。お前という女の滑稽な姿を。昼間、あれほど偉そうにロジックを振りかざしていた口が、今は期待に小さく開き、唾液が滲んでいる。Diorの仕立ての良いコートに身を包み、足元はManolo Blahnikのピンヒール。完璧なキャリアウーマンの出で立ちで、これから行うのは、公然わいせつという立派な犯罪行為だ。お前の築き上げてきたキャリアも、社会的信用も、たった一人の男の、たった一つの命令で、全てが崩れ去るかもしれないのだぞ。それでもいいのか? そのスリルが、お前の乾いた心を満たすとでも言うのか?

B. 主観の没入(肉体の神崎の声)

うるさい…わかっているわよ、そんなこと。でも、もう止められないの。タカシさんの命令が、私の脳髄を直接痺れさせている。怖い。誰かに見られたらどうしよう。通報されたら、私の人生は終わってしまう。でも…でも、その恐怖が、私の下腹部を熱く、硬くさせていく。彼の支配下に置かれているという事実が、何よりも甘美な媚薬となって、全身を駆け巡るの。早く…早く、次の命令をください…。

ベンチに腰を下ろし、スマートフォンの画面をただ見つめる。まるで、神の啓示を待つ巫女のように。数分が永遠のように感じられた後、再び画面が光った。

『よし。じゃあ、最初の命令だ。コートのボタンを、全部開けなさい』

心臓が跳ねる。私は周囲を窺いながら、ゆっくりとコートのボタンに指をかけた。冷たいシェルボタンの感触。一つ、また一つと外していくたびに、夜の冷気がブラウス越しに肌を刺す。けれど、身体の内側は燃えるように熱い。まるで、露出した肌から、私の淫らな熱が放出されているかのようだわ。

『次は、スカートのホックを外せ』

続けて届いた命令に、息が止まる。スカートの…ホック。それを外せば、後はファスナーを下ろすだけ。私の下半身は、いとも簡単に無防備になる。だって、今夜の私は、彼のこれまでの命令通り、ノーパンで、ストッキングをガーターベルトで吊っているのだから。

A. 客観の視座(もう一人の神崎の声)

震えているな、その指が。羞恥か、それとも興奮か。お前は今、自分の意志でそのホックを外そうとしている。だが、それは本当に「自分の意志」か? 男の命令にただ従うだけの、操り人形ではないのか? 見ろ、腰が勝手に浮き上がっている。早く、早くその先を、と肉体が訴えている。お前の理性など、性欲の前では風前の灯火だな。哀れな女だ、神崎美月。

B. 主観の没入(肉体の神崎の声)

ああ…! 指が、思うように動かない…。金属のホックが、カチリ、と小さな音を立てて外れた。その瞬間、腰のあたりが急に心許なくなって、ぞくぞくと快感が背筋を駆け上った。スカートが、いつずり落ちてもおかしくない。このスリル…! タカシさんは、わかっている。私が、何をすれば一番興奮するのかを。私の全てを、彼に支配されている。この屈辱が、たまらないの…!

公園の闇に晒された「ノーパン」の絶対的羞恥

『いい子だ。じゃあ、そのまま立ち上がって、スカートを腰まで下ろせ。そして、僕にその証拠を見せろ。写真を撮って送るんだ』

正気の沙汰じゃないわ。でも、私の思考はもう、正常な判断能力を失っていた。命令を遂行すること。彼を喜ばせること。それだけが、私の全てになっていた。

ゆっくりと立ち上がる。ピンヒールの踵が、公園の砂利を小さく踏みしめた。街灯の光が届かない、植え込みの影に身を寄せる。ファスナーに手をかけ、ゆっくりと、本当にゆっくりと下ろしていく。ジ、という音が、静寂の中でやけに大きく響いた。

シルクのブラウスの下で、私の乳首はとっくに硬く尖っている。スカートがすとんと足元に落ち、夜の空気が剥き出しになった太腿と、ガーターベルトのレースに直接触れた。なんて、なんて無防備な姿。

A. 客観の視座(もう一人の神崎の声)

これが、お前の本当の姿だ。完璧な鎧を脱ぎ捨て、ただの痴女となった神崎美月。見ろ、その足の間に光るものを。それはお前が、この背徳的な状況に興奮して漏らした愛液だ。月光に濡れて、いやらしく煌めいている。さあ、その淫乱な姿を写真に収めるがいい。お前の理性が、完全に本能に敗北した、その記念すべき一枚をな。

B. 主観の没入(肉体の神崎の声)

ああ…ああ…! 冷たい空気が、私のいちばん恥ずかしいところに触れる…。スースーして、気持ちいい…。もう、濡れちゃってるのが自分でもわかる。糸を引いているかもしれない。こんな姿、誰かに見られたら…。でも、もっと見てほしい。タカシさんに、私のこの痴女な姿を見て、もっと興奮してほしいの…!

私は震える手でスマートフォンを構え、自分の下半身に向けた。画面には、ガーターベルトとストッキングに包まれた脚、そして、その間に無防備に晒された、私のすべてが映し出されていた。恥ずかしくて、すぐにでも目を逸らしたいのに、目が離せない。フラッシュを焚き、シャッターを切る。その光が、一瞬、私の恥部を白日の下に晒した。

撮った写真を、すぐに彼に送信する。既読がつくまでの数秒間、心臓が張り裂けそうだった。

『最高だ、美月。本当にいい痴女だ』

そのメッセージを見た瞬間、私の膝から力が抜けた。その場にへなへなと座り込みそうになるのを、必死で堪える。褒められた。私の淫らな行為が、彼に認められた。その事実だけで、もう、おかしくなりそうだった。

『最後の命令だ。その場で、自分で自分を慰めろ。僕が見ていると思って、一番気持ちいいところを触るんだ。声は出すなよ。代わりに、その蕩けた顔を撮って送れ』

最後の、命令。私はもう、逆らうことなんてできなかった。植え込みの影に身を隠したまま、ゆっくりと腰を落とす。そして、ストッキング越しの右手の指を、そっと自分の秘裂へと導いた。

A. 客観の視座(もう一人の神崎の声)

さあ、始めろ。お前のための儀式を。その指は、もはやお前の指ではない。お前を支配する男の指だ。その男に命令されるがまま、お前は自分を慰める。何と倒錯し、淫らで、美しい光景だろうか。お前の知性もプライドも、今や快感を求める肉体の前では何の役にも立たない。さあ、もっとだ。もっと深く、お前の本能を抉り出せ。

B. 主観の没入(肉体の神崎の声)

指が…触れた…。ああ、もうこんなにぐしょぐしょに濡れてる…。クリトリスが、指先で触れただけで、びくん、と大きく痙攣した。だめ、声を出したら…。唇を強く噛み締める。彼の目に見られている。この公園の闇のどこかから、彼が私を見つめている。そう思うだけで、身体の奥から今まで感じたことのないような熱い波がせり上がってくる。

指をゆっくりと上下に滑らせる。粘着質な水音が、自分の耳にだけ聞こえる。ああ、もうダメ、イッてしまう…! その瞬間、私はスマートフォンのインカメラを起動し、自分の顔を写した。

そこにいたのは、私ではなかった。瞳は潤み、焦点が合わず、頬は紅潮し、口は半開きで、恍惚の表情を浮かべた、ただの「雌」の顔だった。

シャッターを切った瞬間、私の身体が大きく弧を描いた。声にならない喘ぎが、噛み締めた唇の隙間から漏れ出る。思考が真っ白に塗りつぶされ、ただただ、熱い痺れが下腹部から全身へと広がっていく。

これが、私。

これが、神崎美月の、本当の姿。

「雄」の楔に支配される夜:すべてを捨てた雌の快感

自宅のベッドの上で、私は公園での出来事を反芻していた。あのスリル、あの背徳感。思い出すだけで、身体の芯がまた疼き始める。

もう一度、あの快感が欲しい。

私はゆっくりと自分のパジャマの中に手を入れた。指先が、まだ熱を持っている自分の秘部に触れる。その瞬間、私の脳裏に現れたのは、タカシさんではない。もっと得体のしれない、圧倒的な「雄」の存在だった。

公園の闇の中で、私を見つめていた、あの幻想の視線。その視線が、今、私の指を「彼の指」へと変えていく。そして、私の指がゆっくりと内部へと進むにつれて、それはもう指ではなくなっていた。硬く、熱く、脈打つ、巨大な楔。それが、私の最も奥深くを、容赦なく抉ってくる。

「あ…ぁっ…!」

幻想の感覚と、現実の肉体の反応が、脳の中で混じり合う。彼の熱が、私の内壁を焼きながら突き進み、私の肉体はそれに答えようと、きつく、しつこく締め付ける。愛液が溢れ、シーツを濡らすのも構わずに、私は腰を振り続けた。

貫かれている。見知らぬ誰かに、私の全てが暴かれ、支配されている。

その圧倒的な感覚の奔流の中で、私の意識は遠のいていった。思考は消え去り、ただ、快感を貪るだけの「雌」へと還っていく。ああ、これが、私が本当に求めていたもの。知性も、プライドも、全てを捨て去った先にある、絶対的な悦楽。

対数スケールなんて、馬鹿げた話だわ。

世界は、もっと単純。

支配する「雄」と、支配される「私」。

ただ、それだけなのよね。

この背徳的な夜の続きを、貴方も目撃する…。

あの夜の公園で、私が本当に求めていたのは、タカシさんではない。
知性やプライドを根こそぎ破壊し、私をただの「雌」として支配してくれる、圧倒的な「雄の楔」の存在。

この物語に興奮した貴方の魂は、すでに私と同じ快感の奴隷となっています。
貴方の内なる欲望を、現実のものとする、最も背徳的な「支配と服従」の映像がここにあります。

【M願望】公衆の面前で命令され、屈辱と快感を覚える女の末路

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この記事を書いた人

はじめまして、美月です。昼間は丸の内で働くコンサルタント。夜は、誰にも言えない秘密のレビューを、この場所だけで綴っています。あなたと、特別な時間を共有できたら嬉しいな。

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