【神崎美月の痴女日記】鏡の前で「自慰」を命じられたキャリアウーマン

11月11日 (火) 心の奥底は、豪雨

深夜零時。チタン製の腕時計が放つ無機質な光が、私の手首で静かに時を刻んでいる。最終退館者である私のハイヒールの音だけが、大理石の床に冷たく響き渡るエントランスホール。ガラス張りの向こうでは、眠らない都市、東京が、煌びやかな光の粒子を撒き散らしていた。

今日もまた、私は「神崎美月」という名の、高性能な機械であり続けた。午前中はロンドンのエグゼクティブとのビデオカンファレンス。午後は、数十億規模のM&A案件に関するデューデリジェンス。クライアントの提示する、非現実的とさえ思える要求水準に対し、私は完璧なロジックと揺るぎないデータで応え続けた。私の言葉一つで、巨大な資本が動き、人の運命が左右される。その重圧こそが、私の存在意義であり、同時に、私の魂を少しずつ蝕んでいく猛毒だった。

「神崎さん、このシナジー効果の算出根拠ですが、もう少しボトムアップでのアプローチも必要では?」

会議室で、新人のアナリストが放った純粋な疑問。その通りだわ。彼の指摘は、私の思考の盲点を的確に突いていた。私は、内心の焦燥を完璧な微笑みの下に隠し、「ええ、良い視点ね。ありがとう。明朝までに、複数のシナリオを追加しておくわ」と、淀みなく答えた。誰も、私の内側で渦巻くプレッシャーの嵐には気づかない。そう、それでいいの。完璧な私。それが、昼間の世界のルール。

タクシーの革張りのシートに深く身を沈め、窓の外を流れる夜景をぼんやりと眺める。光の洪水が、私の網膜を焼く。けれど、私の心は、その光とは裏腹に、どこまでも暗く、そして湿った場所を求め始めていた。

自宅のタワーマンションの最上階。重厚なドアが、外界の喧騒を完全に遮断した瞬間、私は堰を切ったように、肩で息をついた。張り詰めていた糸が、ぷつり、と音を立てて切れる。

シャワーを浴びる気力もなく、私はリビングのソファに倒れ込むように座り、震える指でスマートフォンを手に取った。数日前、ほんの出来心で登録してしまった、あの忌まわしいアプリを開くために。

『タツヤ』。

その男からのメッセージが、画面の一番上にあった。昨夜の、あの無礼極まりない一文が、再び私の目に飛び込んでくる。

目次

汚い言葉の媚薬:完璧な仮面の裏でMが目覚める

『美月さんってさ、プロフィールだと高学歴でコンサルって書いてるけど、本当はものすごいスケベで、Mなんでしょ?俺にはわかるよ。そういう痴女の匂いがする』

…ああ、何度読んでも、胸が悪くなるような言葉。品性も、知性も、配慮も、何一つ感じられない。普通なら、虫唾が走る。ブロックし、記憶から抹消する。それが、東京工業大学とハーバードが創り上げた「神崎美月」の正しい反応。

けれど。

鏡のように磨かれたスマートフォンの黒い画面に、私の顔が映っている。そこにあるのは、侮辱に怒るエリートの顔ではなかった。頬は上気し、唇は半開きになり、瞳は期待に潤んでいる。なんと浅ましい雌の顔。

『お前の本質は、そこにあるのではないか?』

もう一人の私。私の理性を司るはずの、冷徹な観察者が、脳内で囁く。その声は、私を窘めるのではなく、むしろ、この状況を愉しんでいるかのようだった。

『その男の言葉は、お前が心の奥底で、誰かに投げつけて欲しかった言葉そのものではないのか? 高学歴? 戦略コンサル? そんなものは、お前の淫らな本性を隠すための、薄っぺらいメッキに過ぎない』

違う、と否定しようとする思考は、すでに熱に浮かされている。

指が勝手に動き、タツヤとの過去のやり取りを遡る。彼は、私の仕事の話や、趣味の話には、ほとんど興味を示さなかった。彼が知りたがったのは、私の「内側」だけ。

『仕事でストレス溜まった時、どうしてるの?』

『高そうな服着てるけど、下着はどんなのが好きなの?』

『叱られるのって、嫌い? それとも…』

今思えば、その全てが、私を裸にするための質問だった。そして私は、まんまとその罠に、自ら喜んで足を踏み入れていたのだわ。

新たなメッセージが届いていた。

『返事、まだ? 図星だから、何も言えないのかな? 完璧な仮面の裏で、今、どんな汚い顔してるの? 見せてよ』

…ああ。

この男は、わかっている。私が今、どんな状況にあるのかを。スマートフォンの画面を通して、私の全てを見透かしているかのように。

その瞬間、私の理性の最後の防壁が、ガラガラと音を立てて崩れ落ちた。もはや、抵抗は無意味。私は、この男が仕掛けたゲームの、無力な駒になることを受け入れた。

鏡の中の娼婦:ブラとショーツを剥がされる私自身の姿

重い足取りで、寝室の大きな姿見の前に立つ。ガウンの帯を解くと、滑らかなシルクが肌を滑り落ち、床に淫らな音を立てて溜まった。そこに映るのは、もう、戦略コンサルタントの神崎美月ではない。ただ、見知らぬ男の卑猥な言葉に支配され、己の欲望を持て余した、一匹の裸の雌だった。

鏡の中の私が、冷たい視線で、肉体としての私を検分している。

『始めろ』と、その目が命じている。

指先が、震えている。まずは、黒いレースのブラジャーの上から。指の腹で、ゆっくりとカップの輪郭をなぞる。シルクとは違う、ざらりとしたレースの感触が、肌に微細な刺激を与える。それだけで、乳首の先端が、きゅっと硬く尖り、レースの網目を押し上げているのが、指先に伝わってきた。

『なんて敏感な身体だ。言葉だけで、これほど反応するとはな。まるで、発情期の獣だ』

理性の声が、嘲笑う。その嘲笑が、私の羞恥心を煽り、さらなる興奮の燃料となる。

指を、ブラジャーのストラップにかける。ゆっくりと、本当にゆっくりと、肩からずり下ろしていく。肌から離れていく布地が、名残惜しいような、焦らすような感触を残す。そして、Fカップの豊かな乳房が、重力に身を任せ、ぽるん、と無防備に解放された。

鏡に映る自分の乳房を、初めて見るかのように見つめる。白く柔らかな膨らみ。その頂点には、興奮で硬く尖った、濃い色の乳首。ああ、なんて淫乱な造形なのかしら。昼間、この胸を揺らしながら、私は難解な数式と向き合っていたというの?

指が、直接、熱を帯びた肌に触れた。ひやりとした指先が、熱い肌の上を滑る。その温度差が、背筋にぞくりとした快感を走らせた。

まず、乳輪の周りを、何度も、何度も、なぞる。それだけで、腰の奥が疼き始め、吐息が「はぁ…」と漏れ出た。

そして、ついに、硬くなった乳首そのものを、親指と人差し指で、そっとつまんだ。

「んっ…!」

甘い痛みが、脳天を貫く。鏡の中の女は、うっとりと目を閉じ、小さく喘いでいる。その表情は、クライアントを論破した時の達成感などとは比べ物にならないほど、生の喜びに満ちていた。

指の動きが、執拗になっていく。つまむ。こねる。指の股で挟んで、根本から擦り上げる。二本の指で強く引っ張り、その張力を楽しむ。まるで、誰か知らない男に、乱暴に弄ばれているかのような錯覚。その背徳的な妄想が、私の身体をさらに熱くさせる。

屈辱的な自白:蜜に濡れたショーツと「汚い顔」の献上

指は、ゆっくりと下腹部へと旅をする。そこにあるのは、ブラジャーとお揃いの、黒いシルクのショーツ。その中央部分は、すでに私の蜜でぐっしょりと濡れ、肌に吸い付くように張り付いていた。色の濃くなったその部分を、指の腹で、ぐり、と押してみる。

「ひぅっ…ぁ…んんっ…!」

布越しに伝わる、ぬめりとした感触と、その奥で硬く膨らんだクリトリスの存在。なんてこと…もう、こんなになっているの…。恥ずかしくて、顔から火が出そうだわ。でも、身体は正直に、もっと、と求めている。

『見せろ。その醜態を、お前自身の目に焼き付けろ』

観察者の声は、どこまでも冷酷だ。

私は、その命令に抗えない奴隷のように、震える指をショーツの縁にかける。ゆっくりと、肌に張り付く布を引き剥がすように、下へとずらしていく。

そして、私の最も柔らかな部分が、完全に露わになった。

鏡に映る光景に、私は息を呑んだ。欲望の色に染まった花弁は、濡れてだらしなく開き、その中心からは、粘り気の強い、透明な愛の蜜が、きらきらと光る糸を引いて、今にも滴り落ちそうになっていた。その様は、まるで熟れすぎた果実が、自らの重みで裂けて、蜜を溢れさせているかのよう。

ああ…ああ…! なんて、淫乱で、破廉恥な光景なの…! これが、私なの…?

濡れた指先で、その蜜を掬い取る。体温で温められたそれは、とろりとしていて、私の興奮が生み出したとは思えないほど、生々しい。タツヤの言葉が、稲妻のように脳を貫く。『今、どんな汚い顔してるの?』

…ええ、そうよ。見てちょうだい。これが、あなたの言葉一つで、こんなにも汚れてしまった、私の本当の姿よ…。

蜜で濡れた中指を、硬く昂ったクリトリスに、そっと押し当てる。

「あ…ッ! ああああっ…!」

直接的すぎる刺激に、全身が大きく痙攣した。腰が勝手に、くねり、揺れる。もう、声を抑えることなんてできない。鏡の中の私と、快感に溺れる私の境界線が、溶けて、混ざり合っていく。

もっと、もっと欲しい。指一本の愛撫なんかじゃ、この渇きは癒せない。

脳裏に、会ったこともないタツヤの、下品な笑顔が浮かぶ。彼が、私をこのベッドに組み伏せ、あの汚い言葉で私を罵りながら、その熱く硬い欲望の塊で、私の中をめちゃくちゃに掻き回す妄想が…。

そうだわ、私は、貫かれたいの。この、理性では制御できない獣のような欲望の全てを、屈辱的なまでに、受け止めて欲しい。

指を、一本、また一本と、ゆっくりと入り口へと導いていく。ぬるぬるになったそこは、指を容易く受け入れた。現実の私の指の感触が、次第に、幻想の中のタツヤの、太く、熱い楔の感触へと、完全に上書きされていくのがわかった。

「おねがい、しますぅ」:知性が崩壊し、獣が雄を乞う声

『ほら、痴女なんだろ? もっと腰を振って、俺のモノが欲しいって、ねだってみろよ。お前のその賢い口でな』

幻想の彼の、耳元で囁く声が、はっきりと聞こえる。

「お、おねが…い、しますぅ…タツヤさんの、おっきなので…わ、わたしのナカを、いっぱいに…してくださいぃっ…!」

現実の私が、涙声で、喘ぎながら懇願する。幻想の彼の、血管の浮き立つ硬さ、燃えるような熱、どくどくと脈打つ生命の鼓動が、まるで本当にそこにあるかのように、私の内部の粘膜に感じられる。それと同時に、現実の私の肉体は、彼を受け入れようと、きつく締め付け、さらに愛液を溢れさせ、小刻みに痙攣して、正直すぎる反応を示している。

幻想が、現実を喰い尽くしていく。

「あ、あっ、あぁっ…! も、だめぇ…! イく、イッちゃうからぁっ…! 汚いのが、ぜんぶ、でちゃうぅっ…!」

幻想の彼が、私の最も奥深く、今まで誰も触れたことのない聖域を、容赦なく、力強く、突き上げた。

その瞬間、私の思考回路は、焼き切れた。

目の前が真っ白になり、光の洪水が弾ける。ロジックも、プライドも、経歴も、神崎美月という自我の輪郭も、全てが、灼熱の快感の中に融解していく。

私は、もう、私ではない。

ただ、雄の欲望を受け入れ、喘ぎ、身を捩らせるためだけに存在する、名前のない「雌」だった。

全身が、弓のように反り返り、喉の奥から、自分のものではないような、甲高く、長い嬌声が迸った。内部が、きゅうううっと、強く、強く収縮し、痙攣を繰り返す。現実の指が、とうの昔に抜け落ちていることすら忘れ、私は幻想の彼の中で、何度も、何度も、絶頂の濁流に身を任せ、揺さぶられ続けた。

永遠とも思える時間が過ぎて。

身体の痙攣が、ようやく余韻の微かな震えに変わる頃、ゆっくりと現実が戻ってきた。私は、鏡に映る、信じられないほど無様で、しかし、どこか満足げな自分自身の姿を見て、力なく、ふふっ、と笑みを漏らした。

髪は汗で肌に張り付き、頬は激しく紅潮し、口元からは、堪えきれなかった涎の糸が、きらりと光って垂れている。そして、太腿の内側を、自らが放った生々しい証が、何本も、何本も伝っていた。

これこそが、偽りのない、私の本当の姿。

その時、ベッドサイドのスマートフォンが、再び通知の光を放った。タツヤからだった。

『今度、会わない? 美月さんのそういう顔、目の前で、めちゃくちゃにしてみたい』

私は、まだ熱く濡れたままの指で、その画面をタップした。そして、ただ一言、こう返信していた。

「はい」と。

この夜の続きを、貴方も体験する…。

我々が売るのは「モノ」ではなく「コト(体験)」です。
神崎美月の日記が貴方の心に火をつけたのは、理性と背徳が交錯する、この唯一無二のエロティシズム

貴方の内なる欲望を、もう止めることはできません。
この映像は、神崎美月が辿り着いた「官能という名の真実」のさらに奥深くへと、貴方を引きずり込むでしょう。

【特級痴女の秘密】理性とプライドを投げ捨てた女の快楽の記録

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この記事を書いた人

はじめまして、美月です。昼間は丸の内で働くコンサルタント。夜は、誰にも言えない秘密のレビューを、この場所だけで綴っています。あなたと、特別な時間を共有できたら嬉しいな。

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